こんにちは!kiyokoです。
著者のページにも書いていますが、2015年4月に男児を出産し、それと同時に夫が無職になりました。(今は仕事していますよ!)
出産準備や産後の準備についてはググればたくさんでてきますが、出産と同時に夫が無職になったケースは、ググっても「私(妻)はどうすればいいのでしょう・・・!」というような嘆き?しかでてきませんでした。
ですので、(需要があるのかはわかりませんが)
出産と同時に夫が無職になった!というケースを経験した私(妻@妊娠中→育休中)が、そのときやったこと、気をつけたことをお話します。
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前提条件
夫33歳 国立理系大卒 独立系SIerで10年働くシステムエンジニア
会社を辞める理由は「子育てしたいから」
転職先など決まっていない
はじめてのしょくなし☆
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妊娠中、夫から「会社を辞めたい・辞めます」と告げられたとき
働ける限りとにかく働くことを決めました
夫から「会社を辞めたい」と告げられた時に、即答で「いいよ!」と答えられたのは、自分も仕事をしていたからです。
働いていなかったら、ある程度の貯金がないと不安になってしまいます。
仕事辞めたいな~と思ったことは何度かありましたが、こう言われたとき「あのとき辞めてなくて本当に良かった~!!!!」と思いました。
もちろん、人それぞれ働くのが難しい場合もあると思いますが、会社勤めにしろ在宅ワークにしろパートにしろ、どんな形でも働ける限りはとにかく働いたほうがこんな時のためにいいなと思いました。
両家両親を不安にさせない根回しをしました
親世代である50~60代は、終身雇用の時代だったので、「会社を辞める!?」「ましてやこれから子供が生まれるのに!?」「大丈夫なの!?」と大騒ぎします。
別世帯だから関係ないでしょ!と絶縁上等でしっかり別れている家庭でしたら何も心配いらないかと思いますが、我が家は「愛され長男♪」と「難病持ちの嫁♪」夫婦。
親から愛されてるし心配もされてる、両家両親と仲良し♪のズブズブの関係。そういう場合は親を心配させない根回しが必要です。
「3年は二人とも仕事しなくても生活できるよ~」
「私働いてるから大丈夫。産休終わったら即復職してもいいし~、なんなら専業主夫になってくれてもいい~」
「今の時代はみんなそんなもんだよ~会社辞めるくらい普通だよ~」
とかなんとかとりあえず適当なこと言って落ち着かせましょう。
出産と同時に夫が無職になったとき
夫に雇用保険(失業給付)の受給申請をしてもらいました
離職票もってハローワークにGOですね。
夫の場合は自己都合退職なので、失業給付がもらえるのはおよそ3か月後からということでした。
育児のために会社を辞めるとのことだったので、夫はすぐには仕事をやる気はなさそうでした。
ですので3ヶ月くらいはゆっくりして、まぁ失業給付を受けられる1年以内に仕事を始めたらいいなぁくらい思っていました。
夫も子供も自分の扶養に入れられるのか確認しました
雇用保険受給期間は扶養を抜ける必要があるとわかっていますが、それまでの最初の三か月だけでも扶養に入れられないかと思い、会社に確認してみました。
会社から所属している健康保険組合に確認してもらったところ、被保険者である私自身が育児休業中であるため、扶養に入れることはできないとの回答でした。
どこの保険組合でもそうなのでしょうかね?
入れられたらラッキーなので、ぜひ確認してみてください。
子を夫の扶養に入れ、健康保険の任意継続手続きをしました
子供が生まれたら1ヶ月後には1ヶ月検診がありますし、その他医療費助成の申請のためにもなるべく早く健康保険に加入する必要があります。
↑で自分の扶養に入れられていたら、そのまま自分の加入している健康保険組合から保険証を発行してもらいますが、それができなかったため、夫と子供の健康保険をどうするか考えました。
ここで選択肢は2つあります。
・国民健康保険に加入する
・夫の退職前の健康保険組合へ健康保険の任意継続手続きをする
で!ここで重要になるのが「扶養」です。
国民健康保険には扶養という概念がないので、加入者一人一人に保険料が必要です。
つまり、夫も生まれたばかりの子供も一人前分必要ということです。
それに比べて、任意継続の場合は、夫の扶養に子供を入れることができ、追加の保険料は必要ありません。
※退職前は会社が保険料の半額を負担していましたが、任意継続後は、退職したので会社が負担していた保険料も自分で払う必要があります。
我が家の場合は、退職前の会社が、国保にした場合の料金と任意継続にした場合の料金を提示してくれて、任意継続のほうがお得とわかったので、任意継続にしました!
(退職する会社がここまで手厚くいろいろしてくれるのはなかなかないと思います。)
国保の保険料は、お住まいの市区町村のホームページに計算方法が掲示されています。
任意継続の保険料は、退職時の標準報酬月額に都道府県毎の料率をかけて決まります。健康保険協会のホームページにPDFが掲載されています。
任意継続の手続きは退職後20日以内と決められていますので、急いで確認した方がいいと思いますよ!
(1日でも遅れたら絶対入れないみたいです!)
「私幸せです!」アピールを必要以上しました
妻が産休中に夫が無職になるのは、なかなかの心臓強者でも、いろいろ精神的に来るものがあると思います。
たとえそれまで色々あったが故の退職だとしても、育児がしたいからという理由だとしても、ちゃんとした理由があっても、これでよかったのかなと不安になると思います。本人が一番!
なので、妻の私は、不安をださないようにしました。
お小遣いも減らさず、生活費も減らさず、フルタイム共働き時代と同じ生活をしました。
「二人で新生児の育児ができるなんてこれ以上ない幸せだー!」と声に出して言いました。
「二人でだらだらテレビを見れるなんて大学生カップルみたい!幸せー!」と声に出して言いました。(事実ですが。)
実際どうだったのかは謎ですが、妻が鬱鬱と不安感をだして「早く仕事決めてきてよ!!!!!」と責め立てるよりは、夫はよかったんじゃないかなと思います。
夫も自分の人生ですしね。育児がしたくて会社辞めたんだったらしっかり育児してほしかったですし。そのあとの就職活動にしろ、自分の納得する形でじっくり転職活動してほしかったですし。
どんな状況でも私は幸せにやっていけますので、あなたは自分の人生だから自分で良いように決めてくれとしか言えないですね。
まとめ
妊娠、出産と初めてのことでただでさえ忙しく、夫が無職になるというのも初めてだったのでなかなか手続きに戸惑いました。
(特に子供の扶養について)
なるべくお得に賢く過ごしたいですよね♪
ちなみに夫は2ヶ月は思いっきり家事・育児をやって、私が産後体力が回復したあたりから、ぼちぼち転職活動を始めて、きっちり3ヶ月過ぎたころメーカーの社内SEに転職しました。
田舎に引越して住まいにも余裕ができたし、通勤時間も減って残業も減って、家にいる時間が多くなったので、育児のための退職は正解だったかなと思います。