こんにちは。kiyokoです。
緩解5年目!
潰瘍性大腸炎が最も悪かった高校時代は、まさか緩解が5年も続く日がくるなんて。
しかもそのうち2年は薬をほとんど飲んでいないなんて、想像もつきませんでした。
(気づかぬうちに悪化していたら怖いので二月に一度病院には通って採血などで身体の状態を確認していますし、薬も処方はされています。薬は自己判断で勝手に飲んでいないだけですが・・・。)
今日はそんな私が潰瘍性大腸炎の緩解維持に効果を感じている5つの習慣をお話します。
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1.嗜好品を食べない・飲まない
具体的には・・・?
お酒を飲まない
もともと潰瘍性大腸炎じゃなくてもお酒が体に合わない体質だったのかもしれません。
少し飲んだだけでおなかがぐるぐるになってしまいます。
お肌のことを考えても飲まない方が正解ですし、将来のためにも禁酒がおすすめです。
タバコを吸わない
10代で潰瘍性大腸炎になっていますので、吸った経験もないまま年を重ねているだけなのですが、吸わないに越したことはありません。高いですしね!
ただでさえ大腸が悪いのに、きれいな肺まで自ら悪くすることないですよね。
炭酸・コーヒーを飲まない
炭酸もコーヒーも好きじゃないから飲まないんですけど。炭酸はたまに飲むとお腹が膨れる感じがして苦しいです。
コーヒーは妊婦も飲まないほうがいいと言われているくらいですし、大腸に良い感じはしないです!
冷たいものは飲まない。食べない。
夏の暑い日なんか冷たい飲み物をガブガブ飲みたくなる日もあります。
だけど常に常温。氷なんてもってのほか。お店でも飲み物は凍りぬきです。
アイスは食べたくなるときもあります。どうしても食べたいときは腹痛覚悟で食べますね!おいしいものを!
一般の人ですら冷たいものをがぶ飲みしたりアイスを食べると、お腹にキューっとくるのに、ただですら腸の弱い潰瘍性大腸炎患者が冷たいものに強いはずがないですもんね。
辛いものは食べない。
私が食べる辛さのMAXはバーモンドカレーの中辛です。
激辛グルメとか食べない。
繰り返しますが一般の人ですら、辛いものを食べたらお尻がひりひりなるのに、ただですら腸の弱い潰瘍性大腸炎患者が辛いものなんて平気なはずがないです。
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2.乳酸菌をとる。
やっぱり原因不明の難病と言っても要は腸の病気なんですよ。
腸内環境がなんらかの拍子で狂ってしまって自分の腸を免疫が攻撃してしまっているんだと思うんです。
だから乳酸菌です!
本当は納豆とかお漬物とか、植物性乳酸菌を多く含む発酵食品を毎日食べたほうが良いんですが、毎日食事で乳酸菌をとるのは結構大変です。
なので私は毎日欠かさずヤクルトのミルミルを飲んでいます。
1本100mlしか入っていません。それで三本セットで近所のスーパーでは273円くらいです。(高い!)
味は甘ったるいよくある乳酸菌飲料が若干さらさらになった感じです。ちなみに実家はミルミルSを定期購入して飲んでいますが、ミルミルSかミルミルだったらミルミルのほうがおいしいと思います。(両方普通においしいですけど)
乳酸菌は朝ごはんを食べた後にとるのが良いらしいんですけど、私はもっぱら風呂上りにミルミル!
甘ったるさがほてった体にちょうどいいです。
乳酸菌飲料はたくさんありますが、私の主治医もミルミルに絶大な信頼を置いているので、私も信じてミルミルを飲んでいます。
食事制限より薬よりミルミルが一番緩解維持に効果的なんじゃないかぐらい思っています。
夫もなぜか一緒にミルミルを毎日飲んでいるのですが(高いのに!)快便らしいです。
ただ2歳の姪っ子は飲んだら必ず水下痢をしてしまうらしいので、小さい子だとか、人によっては合わないみたいですね。
3.がんばりすぎない。
がんばらないことって「がんばらないぞ!」って意識していないと、難しいです。
私の潰瘍性大腸炎友達に限ったことかもしれませんが、潰瘍性大腸炎患者さんって、「やりたがり」とか、「がんばりたがり」の人が多い気がします。
私も、高校時代、大学時代は、もうほんとにアレも!コレも!ソレも!と、やりたがり。無理したがりでした。
周りの人に期待されているんじゃないかとか、私がやったらうまくいくんじゃないかとか!思春期の自意識の高さも相まって何でも絶対完璧にやるぞとがんばっていました。
でもがんばるとすぐ悪化する。
悪化して中途半端に投げ出さざるを得なくなる→落ち込む→さらに悪化する。→周りの期待を取り戻そうとまた頑張る→さらに悪化する。→∞
その悪循環に最初に気付いたのは家族でしたねー。
それからは、「そんなに誰も期待してないよ~」「kiyokoちゃんがやらなくても他の人でもできるし~」「100点を目指すんじゃなくて60点を目指しなよ~」「できたしこできたしこ~(熊本弁で、「できただけで充分」という意味)」と、親の『いいからお前はゆるく生きろ!』という洗脳が始まりました。
おかげで、がんばりすぎそうになったり、アレもコレもやりたくなったときも、「できたしこできたしこ!」とセーブできるようになりました。
(単に思春期が終わっただけかも。)
病気が悪化したら元も子もないし、今できていることすらできなくなるんだから、今のペースが私の最速で最大の努力中だと自分に言い聞かせながら、がんばりすぎないようにしています。
4.怒らない。
これはあまりできていないのですが、気を付けています。
怒りってかなり強いストレスだと思うんですよね。怒って発散というパターンもありますけど。
怒ったら周りもわりと巻き込みますし、その後の対応とか長引いたりとかもうほんっとストレス!
私は一気にドカンと怒りが沸点に達するタイプで、腹を立てたときなんかワーとその腹が立った事象について繰り返し頭の中で考えたりして怒りで眠れなくなっちゃいます。
ところが身近にいる夫くん。怒らない。全然怒らない。怒ってたとしても口にしない。
「ムカつくこととか怒ることとかないのか?」「ストレス発散大丈夫か?」ほんと疑問です。その怒らない技術を教えてほしいです。
夫からは教えてもらえてないのですが、夫を見ていて、いちいちカッカと腹を立てている自分が情けなくなりました。
はい。それで、私の怒らないための対応策としては、「トラブルメーカーにはなるべく近づかない。」「イライラする相手は褒め殺してとりあえず会話を終了させる。」です。このぐらいしかできません。
五臓六腑って感情と直結しているって話聞いたことないですか?
漢方の考えだと思うんですけど。大腸は悲しみと結びついてるらしいです。悲しいことが起こると大腸が悪くなる。
漢方の考えでは、怒りは肝臓らしいですけど、私は怒りで大腸にも影響がでると感じています。
なるべく怒らずに過ごせるように気を付けたいです。
5.バランスの良い食事
1,2,3,4と当たり前のことが続きましたが、とうとう最後の5つ目も当たり前のことでした。
潰瘍性大腸炎患者さんが、お医者さんや、潰瘍性大腸炎の本から「こうするべき」と言われている食事って、脂質抜き、繊維質少な目ないわゆる低残渣食を推奨されていると思います。
でも脂質抜き食物繊維少なめって、バリエーション少なくなりません?すごく。
私、低残渣食を一生懸命作って食べてた高校~大学時代、使える食材に限りがあるから、同じようなものを毎日毎日作って食べて作って食べて、そしてやっぱり飽きて、要は何も食べなければ腸は休めるしいいんじゃない?という考えになっていき、ゼリーで済ませたり。(確かに食べなければ悪くならないんですけど)
そういうのは良くなかったです。
悪化しているときは低残渣食を徹底する必要があると思うんですけど、私の場合は、緩解期は脂質も食物繊維も気にせず食べて大丈夫でした。
今は、きのこもたけのこも、山盛り食べていますし、脂質も気にせず取っています。(結果太りましたが。)
使える食材も増えたので、料理も工夫のしがいがあり楽しいですし、下手なりにおいしいですし、逆にあの時代よく毎日毎日同じようなものを食べられていたなぁと思います。
バランスの良い食事と銘打ったのは、低残渣食を意識しすぎる余りバランスの悪い食事になるのはいかがなものかということです。
「腸の為に」、「再燃しないように」、「潰瘍性大腸炎だから」、と先生に言われるとおりにバランスの悪い食事を続けていくのではなく、少しずつ、「自分はこの食材は大丈夫だった!」「これはNGだ!下痢した!」と試しつつ、自分にとって良い食材を増やして、食事で栄養を取ったほうが潰瘍性大腸炎の緩解維持だけでなく、人間として健やかな生活を送れると思います。
まとめ
10代で潰瘍性大腸炎になっているので、嗜好品に関しては、「もともと飲んだ(食べた)ことがない」とか「もともと好きじゃない」とかでそれを摂取しないことで緩解維持に効果を発揮してくれているのか正直いまいち謎ですね。
でも嗜好品をとらない生活を普段からしていたおかげで妊娠中も食事制限に関するストレスは全くありませんでした。
そのストレスを感じずに済んだという点だけでも効果はあったかもしれません。
「怒らない」はまだ私はできていないので目指しているだけなんですけど。なのでそれ以外だけでも緩解5年維持できていることになりますね。笑
緩解維持を目指している潰瘍性大腸炎患者さん。とりあえずミルミルは気軽に始められるのでやってみる価値はあると思います。
みなさんが緩解維持して健康になって潰瘍性大腸炎なんてただの一過性の病気だったねってレベルになればいいなぁと思います。
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