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【難病持ちでも】潰瘍性大腸炎患者の大学受験【進学できた】

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【難病持ちでも】潰瘍性大腸炎患者の大学受験【進学できた】

こんにちは!kiyokoです。
これまで、発症編、悪化編と長々書いてきましたが、続いては進学編です。

↓過去の記事↓


さて、潰瘍性大腸炎でも進学できるのか?

それではどうぞ。

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長期入院のせいで出席日数が足りない!

高校2年の秋、パンパンのムーンフェイスと不眠というステロイドの副作用はありましたが、ステロイドのおかげで潰瘍性大腸炎は落ち着き、やっと退院できることが決まりました。
それを親友に伝えると、
「マジ?ちょー良かったね!」
「うん。学校通うの楽しみ!」
「え!ていうかkiyoko出席日数足りるの!?」
「!?」
確かに。絶対足りていません。慌てて母に相談しましたが、なんと母。すでに校長先生に話をつけてくれていました。
というか、元々母は退学の旨を伝えるつもりで先生に会いに行ったそうです。(私が一番病状が重かったときに!勝手に!)
ところが、中等部から通ってるということ、病気になる前は無遅刻無欠席だったということ、それに加えてまぁ私立だから、出席日数なんてどーとでもなりますよと。
ということで、案外簡単に出席日数の問題は解決。復学できることになりました。

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難病を抱えて進学?それとも就職?

復学すると、友人たちは進路について考え始めていました。
私は入院中は、復学することを目標にしていたので、その先のことなどは当然考えていませんでした。
親は、私が進学や就職はとてもじゃないけど無理だと思ったのでしょう。
自宅の前の小屋でカフェとかやってみてはどうかと言ってくれました。
(私が発症した時点で小屋を建て始めてくれていました笑)
カフェなんてとっても素敵だけど。。。ええ。素敵だけど。。。
もう余生じゃん。。。
どちらかというと失われた高校生活を取り返すために進学して遊びたい。笑
うん!普通に進学して普通に遊びたい!!!!
それからは、潰瘍性大腸炎と受験勉強の両立を目指しました。

潰瘍性大腸炎の受験勉強

入院期間分の勉強はどうする?

さぁ受験だ!さぁ勉強だ!ということになりましたが、当然ですが入院している間に授業はかなり進んでおり、授業すらついていけない状態になっていました。
そこで私は、得意な教科(国語、歴史、英語)は入院期間分も振り返って勉強することに決めましたが、苦手な教科(数学、生物、科学)については入院期間分はスパッと捨てました。
この時点で進路が私立文系に狭まりました。もともと病気にならなくてもそうなっていただろうし、ここに関しては特になにも思いません。
高校二年の秋の数学のテストは面白かったです。赤点以下の青点でした。(確か14点とか?)
「サインコサインタンジェント」のあたりだったと思います。今もなんのことだか全くわかりません。

がんばると再燃する。それが潰瘍性大腸炎。

私の潰瘍性大腸炎は、私が「よーし!がんばるぞ!」と意気込んでがんばったり、勉強の調子が良くなって楽しくなってくると「おまえ俺のこと忘れてね?」と出てくる、面倒な彼氏のような感じでした。
彼氏(潰瘍性大腸炎)に気づかれないように、一気に長時間受験に向けての勉強をするのではなく、コツコツと毎日定期テストに向けての勉強をしました。
勉強以外でも、学園祭のチアリーディングや、出し物など、以前の私ならグイグイ参加してがんばっていたであろう行事も、彼氏(潰瘍性大腸炎)に気づかれると面倒なので、ささやかに楽しむ程度に抑えました。
そんな感じで、ステロイドを飲んだり止めたりしながら(駄目な使い方!)騙し騙し過ごしていましたが、高校3年の夏にとうとう再び入院することになりました。

この調子じゃ試験中にトイレに通うことになる。

幸いこの入院は秋には退院することができましたが、私には不安しかありませんでした。
一般入試を目指しても、この調子じゃ試験日にまともな状態でいれるかわからない。
むしろ試験日のような大事な日であればあるほど、潰瘍性大腸炎はその日目指して悪さしてくる。
私の潰瘍性大腸炎に気づかれないように進学するために、指定校推薦で受けよう!
定期テストをコツコツがんばっていたので、評定平均的には問題ありませんでした。
ただ問題は出席日数です。理由を説明し、大学側の判断にゆだねるしかありませんでした。

潰瘍性大腸炎でも立教大学に合格!

熊本から東京へ進学を決意

ありがたいことに指定校推薦の枠は県内外複数あり、選ぶことができました。
親戚や友人は、私が難病持ちだから当然熊本県内の大学に進学するものだと思っていたと思います。
だけど私は、東京に行けば本に載っているような名医に診察してもらえるかもしれない。
治験を受けたりして、もしかしたらポンっと治るかもしれない。
という期待を込めて、東京の大学を受験することに決めました。
そして、無事、立教大学に合格することができました。

こちらもどうぞ!

この記事の続きです。
【難病持ちでも】潰瘍性大腸炎患者の就職活動経験談【就職できた】

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著者

kiyoko

kiyoko

UC歴16年のワーママkiyokoです。
3歳の男の子、0歳の女の子持ち。
システム開発会社を退職し、現在は在宅で稼ぐ道を模索中。
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